前頁より続き
                    タムシバを見に行こう
                   タムシバ山と城山
                              えこっち・やす 山部会 ハイキング
      2017年4月1日(土)

                           小堤城山城
     
                      
      小堤城山城は、野洲郡・蒲生郡・甲賀郡を隔てる、鏡山を中心とする山系の北端
     付近にあり、湖南の平野部の大部分を眼下に置く城山にあります。
      城主は六角氏家臣の永原氏。野洲郡東部は本来蒲生郡の馬淵氏の勢力下で
     ありましたが、16世紀初頭からは馬淵氏の家臣であった永原氏がこの地域で勢力を
     築きあげます。
      以後、永原氏は軍事面では六角氏の中でも中心的存在で、行政面においても
     前代の馬淵氏の郡奉行としての権力を継承する形で野洲郡に影響力を保持しました。
      城の構造は、山頂から北西・南東方向へ続く尾根上に小規模な曲輪を連続して
     配置。山頂から北へ降りた尾根筋にも曲輪群があります。谷状地形の最奥部に当たる
     曲輪(主郭)へは、山麓から一本の城道が設定されており、その両側に曲輪が
     連続して並ぶ構造です。
      小堤城山城は、六角氏家臣クラスの山城としては規模が大きく石垣の
     構築箇所の多さ
でも群を抜いた存在です。
      
以上 地図と文は桜生史跡公園 2011年8月 小堤城山城遺跡より抜粋させていただきました。

          

          
       
        城山山頂から 三上山

          
           山頂を1時過ぎに出発。曲輪跡を見ながら下って行く。

          
           山頂から北へ降りた尾根筋の曲輪の石垣

       
     木で覆われていた曲輪跡を、山部会の人たちが木を伐り整備した。

         
          立派な石垣

         
          上2枚の石垣とは別の石垣

      
       堀切のような場所を下るとそこは主郭跡

      
       主郭跡。苔むした石が並んでいる所は庭だったのではないかといわれている。

          
           主郭跡から麓まで城道沿いに左右いくつもの曲輪跡が続く

          

      今回のハイキングは、タムシバの開花には少し早く残念だったが、山部会の
     方達の案内で小堤城山城遺跡を見学できた。何回か城山には登ったが、石垣や
     曲輪跡を意識して見たことはなく、有意義で楽しいハイキングになった。  
      山部会の皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。


      2017年4月12日 再度タムシバを見に行って来た。

      タムシバはもう散ってしまっていた。花の開花時期はほんとにむずかしい。
      そのかわりに、珍しい 春蘭 を見られたし、さくらが満開で迎えてくれた。

          
           春蘭


               
               ショウジョウバカマ

       
        小堤の桜独り占め(二人占め?) 
        山菜を採りに行くという地元の男性に会っただけ

          


       
         桜のトンネル

             
              桜の下でお弁当。贅沢な一時を満喫。
 

                     ウオーキングへ 戻る

                    TOPへ  戻る