鯖街道を歩く 第3回(全6回) 花背峠から久多へ クリンソウの群生 2016年5月19日(木) 天気 晴れ 行程 京都駅 → 花背峠 … 大見集落 … 二の谷管理舎(昼食) … 八丁平 … 7:30 8:55 10:55(11:00) 12:05(12:30) 13:35 オグロ坂峠 … 久多 → 京都駅 13:50(14:00) 15:35(15:55) 17:45 → バス … 徒歩 今回は歩行距離が18.5km、鯖街道全6回の内で最も長距離を歩く。4日前に 堂満岳に登ったばかりだし、大丈夫かなと不安だった。 ストックと防虫スプレーを持って行って良かった。オグロ坂峠からの下りは急で ストックに助けられたし、昼食をとった二の谷管理舎や(ガイドさんから注意が あった)八丁平への登りでヤマヒルを見つけた。 ヒルの動きの早さにはびっくりした。 若狭おばま観光協会 若狭おばま 鯖街道を往く 京は遠ても十八里 パンフレット より 花背峠バス停。準備運動後、8時55分出発。 旧花背峠は通らず、林道を登って大見尾根を越える 足元、首の周り 手首に防虫スプレーをかけて 檜林から自然林へ 1か所だけ琵琶湖が望める 35分登る(9時30分と和佐谷峠。これからしばらくは平道 檜の伐採をしている。伐採した木が林道を塞。 声かけして通していただく。 新緑とつつじが綺麗な道 比良山系、蓬莱山が見える 10時、スタートから1時間5分。 これより大見集落まで下る。 林道は抉れて荒れている 川沿いの道、神社の跡。 大見集落は近い。 10時55分、スタートから2時間。大見集落に到着。 お地蔵さまの側で休憩。集落は空き家が多いらしい。11時出発。 水辺のクリンソウ。これより林道を25分登る。10分下ると 尾越の集落(11時35分着) クリンソウの群生。 尾越の風景 二ノ谷管理舎目指して30分、林道を歩く。 12時5分、スタートから3時間10分二ノ谷管理舎に到着。トイレがあるのはここと ゴールの久多だけ。 昼食。 蛭がいるのでスプレーして下さいと、ガイドさんが持参した防虫スプレーを 皆に出して下さった。私ももう一度念入りにスプレーする。 12時30分出発。八丁平を経て、今回一番の難所オグロ坂峠を越える。 二ノ谷管理舎までずっと林道を歩いて来た。 これより林道をはずれ、本格的な山道に入る。 急斜面を登ること35分 13時5分 フノ峠着 八丁平へ 13時15分八丁平。スタートから4時間20分。 八丁平、高層湿原の中を歩く。 白い花が満開。ズミではないかと思うが? 朴の花はまだ蕾 オグロ坂峠を目指す 13時50分オグロ坂峠着。スタートから4時間55分。 10分休憩後、ストックを出して一番の難所を下る。 急斜面を慎重に下る 足を滑らせたらそのまま何十メートルも転がり落ちそうな怖い斜面が続く。 下から制服を着た男性の集団(6〜7人)が登って来た。ザイルとカラビナ、 ヘルメットのいでたち。 今日、山中で初めて人に出会う(山仕事している人を除いて)。 ガイドさんが「私、このコースを案内するのは5回目。今まで人に会ったことは 一度もなかった。まだ一般には余り知られていないコースだから」と言われた。 すれ違いざまに挨拶する。「警察の方ですか」と私(おばちゃんはぶしつけに なんでも聞く。すみません)。 「そうです。皆さんお元気ですね。道に迷った人がいて、捜索です。 皆さんも気をつけて行って下さいよ」 詳しいことは聞けなかったがどんな人だろうか、こんな所で迷ったら 探すのも大変。 私たちは大丈夫。頼りになるガイドさんが一緒だから。 14時50分。オグロ坂峠から50分、やっと坂道が終わる。 川沿いの林道を歩いてゴールの久多へ向かう それにしても、昔の人はすごいね。小浜でとれた鯖に塩をして、 1昼夜歩き通して京都まで。京都に着くころには鯖の塩加減がちょうど良くなって 食べごろになっている。 仕事とはいえ18里の山道を重い荷を背負って歩く。魚からは生臭い汁も垂れる、 ヤマヒルに血を吸われ 急な坂道で転んだら命にかかわる。 この道はいつ頃まで使われたのだろう。 今、私たちは遊びで歩いている。 水に流されて分断された林道。このあとも土砂崩れした所が何か所もあった。 ゴールが見えて来た 15時35分久多に到着。スタートから6時間40分。 トイレをお借りして、待っていたバスで帰路につく。 途中で道の駅 妹子の郷 に寄ってお買物をし、京都駅へ向かう。 S添乗員さん、Mガイドさん ありがとうございました。 次回(第4回) 針畑、桑原からおにゅう峠へ は 6月9日 鯖街道を歩くへ 戻る ウオーキングへ 戻る |