世界遺産 熊野参詣道 伊勢路後半

           
            熊野古道伊勢路 地図
          このページの地図は、三重県立熊野古道センター 東紀州観光まちづくり公社 熊野古道伊勢路
        WALKING GUIDE MAPよ いただきました。


      第9回 二木島峠・逢神坂峠  2009年12月12日

      
                                 新鹿湾の夕日

      二木島峠登り口〜二木島峠〜逢神坂峠〜新鹿 約4km 所要時間 約3時間

      ☆ お天気がよく、12月だというのに暑くて半袖シャツで歩く。
      今日の語り部さんも素晴らしい!坂がきつくて苦しくなると、
     語り部さんが「六根清浄」と唱える。私たちは「懺悔 懺悔」と唱和する。
     それを繰り返しているうちに、苦しさを忘れいつの間にか峠に到着している。
     魔法の呪文のようだ。
      新鹿湾に沈んでゆく夕日を眺めながら、帰路につく。帰宅20時25分。


       第10回 波田須の道  2010年3月13日

       
                                 大きな木の下は徐福の墓と言われてい

      波田須神社前〜徐福の宮〜大吹峠口 約5km 所要時間 1時間45分

       曇り。木蓮の大樹があちこちの家の庭で満開。鬼ケ城で昼食。
     鬼ケ城の建物は今月いっぱいで取り壊すらしい。
      13時15分ウオークスタート。海を眺めながら、花いっぱいの波田須の集落を歩く。
      徐福さんが、秦の始皇帝に命じられて、中国からはるばる不老不死の薬を
     求めてやって来たという伝説の場所である。
      帰宅20時30分。


      第11回 大吹峠と観音道  2010年4月14日

        
      観音道登り口

      観音道登り口〜大吹峠〜大吹峠口  約4km 所要時間 2時間30分

       少し肌寒い日だったが、現地は天気も良く歩くには快適だった。
      13時30分観音道登り口出発、登りの石畳道が清水寺跡まで続く。
      山の中の廃寺にかわいい猫。捨て猫かな。人懐っこく、パンをやろうと思ったら
     リュックに頭をつっこんできた。いつも登山者になにかもらっているのだろう。
      長い長い猪垣道を通り、大吹峠へ。さらに、
     熊野古道伊勢路には珍しい竹林の中をぬけて、大泊の大吹峠口まで下りる。


      第12回 松本峠・花の窟(いわや)  2010年5月15日

       
                                  七里御浜の獅子岩

           
            七里御浜

      鬼ケ城〜松本峠〜熊野市街〜獅子岩〜花の窟     所要時間3時間10分

      ☆ 寒くて雨が続いたあとの久しぶりの天気。肌寒いが歩くには最適。
      鬼ケ城で昼食後13時出発。
      コース予定を変更して距離を伸ばして歩くことになった。
      七里御浜を歩きながら石を拾う。片手に持てるくらいまでならOKですと
     語り部さんが言われた。足元ばかり見て綺麗な石を探す。
     (ワイングラスに拾った石を入れて楽しんでいる。水を入れると石がより美しく見える)
      お土産は甘夏といりこ。帰宅 20時45分。


      第13回 横垣峠  2010年6月12日

           

       
     亀島の石灯籠                      うばゆりの花

      折山神社〜東屋〜地蔵〜亀島の石灯籠〜さぎりの里  所要時間 2時間35分

      ☆ 雨が降ったり止んだりの天気。昨日の大雨で石畳道が滑って
     あぶないからと、語り部さんの判断でコース変更になる。
      石畳道を避けて、舗装道路を歩いて折山神社と東屋の間を往復する。
     横垣峠へは行かない。歩いているうちに雨が上がってきた。
      折山神社から地蔵・亀島の石灯籠を経て、終点のさぎりの里へ。
     終点まであとちょっとという所で、どしゃぶりにあう。
      今回は参加者が28名と少なかったので、2人用の席に一人で座れた。
     ゆったりして楽だった。


      第14回 風伝峠  2010年7月10日


       
                                 風伝峠への石畳道

      さぎりの里〜尾呂志〜風伝峠〜峠出口  約3km  所要時間 2時間

       梅雨の期間中だったが、お天気に恵まれた。
      語り部さんは熱心な方で大いに語られた。きっと伝えたいことをいっぱい持って
     おられる方なんだな。
      (それなのに、時々写真を撮ったりして熱心に聞かなかった。悪かったなあ)
      風伝は風顛の当て字で、本来は風のよく通る場所を意味し、麓の尾呂志は
     峠から吹く風伝おろしで有名な所だという。
      正味歩いた距離は少なく、もの足りなさを感じたウオークだった。
      また車中で、美味しいお寿司とおしゃべりで発散だ。


      第15回 通り峠・千枚田(最終回)  2010年9月11日

               

       
     丸山千枚田(展望台から)                案山子ファミリー

      峠登り口〜通り峠〜展望台〜大岩〜丸山千枚田入り口 
                           距離 約4・5km 所要時間 3時間

      ☆ 熊野古道ウオークも今日が最終回。お天気、暑い。
      語り部さんの一人が病気で倒れた為、79歳の元気おじいちゃんが一人で
     案内してくださった。
      丸山千枚田はすでに刈り入れが終わっていたが、展望台からの
     眺めはすばらしかった。


      2009年3月から2010年9月まで15回にわたって(内1回はキャンセル)
     世界遺産熊野参詣道 伊勢路を語り部さんの案内で歩いた。
      語り部さんは歴史に詳しい方、宗教に詳しい方、植物の知識が豊富な方
     文学に造詣が深い方など等、個性豊かで魅力的だった。
      今回はどんな語り部さんにお会いできるのかと、それも旅の楽しみの一つだった。
     語り部さんなくして、こんなに続けて歩くことは不可能だったと思う。
     感謝申し上げます。


                      スタンプ帳

      2009年3月から2010年9月まで1年6ケ月の間、常にリュックの中で私と共に
     歩いたスタンプ帳です。
      長かったようでもあり、あっという間だったような気もする。
      元気に歩き通すことができた健康と、温かく送り出してくれた家族に感謝です。

          
                                   
                                   

                           
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