日本一長い路線バスに乗って 十津川温泉の旅 ![]() ![]() 谷瀬の吊り橋 2014年2月20日(土) 21日(日) 今月は私の誕生月。娘たちが計画して、日本一長い路線バスに乗って十津川温泉へ 家族で出かけた。 初日は雨だったが、雨でも曇りでも雪でも全く問題なし。雨には雨の風情あり。 行程 (20日) JR野洲駅 → 京都駅 近鉄京都駅 → 大和八木 8:58 9:27 9:50 10:36 奈良交通バス 大和八木 〜 五条バスセンター 〜 上野地 〜 十津川温泉 〜 11:45 12:55(13:10) 14:45(15:02) 16:05(16:15) ホテル昴 16:20 ![]() 近鉄特急に乗って大和八木まで ![]() 同じホームに新型車両 しまかぜ 人気があるらしくチケットが取れなかった。 ![]() ![]() 豪華な座席 ![]() テーブル付 6人掛けの席。いつか乗ってみたいなあ。 46分で大和八木に到着。昼食を済ませていよいよ日本一長い路線バスに乗る。 ![]() 十津川村観光協会ホームページより 奈良交通八木新宮線は、橿原市大和八木駅を起点にして国道168号線を経由 紀伊山地を南下、県境を越えて和歌山県に入り新宮駅に至る路線。一日に3便。 奈良県橿原市、大和高田市、葛城市、御所市、五條市、十津川村、 和歌山県田辺市、新宮市を経由する全長166.9km、停留所の数167の日本一 長い路線バスである。所要時間は約6時間30分。 私たちは途中の十津川温泉ホテル昴で下車。約4時間30分のバスの旅。 ![]() ![]() 今年度(28年3月30日まで)宿泊者に運賃をキャッシュバックするキャンペーンが 実施されており、それを利用したので往復バス料金が無料になった。 ![]() ![]() ほぼ満席。 ![]() ![]() 五條市街を過ぎると景色が一変、 賀名生(あのう) 梅林や掘家住宅(賀名生皇居跡) 山間地になる がある この路線には南北朝時代に関係があると思われる地名がある。 賀名生皇居跡(掘家住宅) 延元元年(1336)足利尊氏に京の都を追われた 後醍醐天皇が、吉野へ向かう途中で郷士堀孫太郎信増の邸宅に立ち寄られた。 その後、堀家は後村上、長慶、後亀山天皇の皇居として南朝の歴史を刻んできた。 賀名生からもう少し南へ行くと大塔という所がある。 大塔の地名は 後醍醐天皇の皇子 護良親王(大塔宮)が、元弘の変(1331)の 折、この地の豪族竹原八朗、戸野兵衛に匿われたことに由来する。 以上オレンジ色の部分は 五條市ホームページを参考にさせていただきました。 ![]() バスは十津川沿いに走る。対岸には新しい道路が建設されている。 ![]() これは翌日 帰りの車中から撮影。山が迫っているので道路をつくるのも大変。 ![]() 14時45分 上野地到着(出発から3時間)。15分トイレ休憩、谷瀬の吊り橋へ行ってみる。 ![]() 帰りの車中から 谷瀬には黒木御所跡がある。ここは護良親王の為に、十津川郷民が仮の御所を建て お守りした場所だという。 ![]() 風屋ダム 雨がひどくなってきた。 ダムの水を発電所へ送る送水管 16時20分 十津川温泉 ホテル昴へ到着。八木駅から4時間35分。バス停に 宿の車が待っていた。 10分弱で宿 山水 へ到着。川沿いに建っている一軒宿。 ![]() 温泉は鉄と硫黄が含まれている透明で少しぬるっとした感触がある。温度は少し熱め。 美肌の湯 かな? お料理も美味しかった。 ![]() 宿のそばを流れる川 ![]() 前日は雨が降っていて気づかなかったが、ホテル昴近くに 野猿 という施設があった。 人力のロープウエイ。 ![]() 動かしてみたかったけど、ロックがかかっているのか動かなかった バス時刻表 ![]() ![]() 帰りは ホテル昴 9時46分のバスに乗る。 奈良市写真美術館に寄り道する。 入江泰吉 冬の東大寺とお水取り展 有元伸也写真展 を観て帰る。 小さな旅へ 戻る TOPへ 戻る |