小さな旅 仁和寺

      2024年4月19日

      御室の桜で有名な仁和寺にはずっと行きたかったのですが、近いのでいつでも
     行けると思っているうち日本は観光立国とやらになりました。有名な観光地は
     外国の人たちが大勢訪れるようになり、高齢者の私は足が遠のきました。
    
      2020年からはコロナの流行で自粛生活でした。昨年、外国人観光客もまだ
     少ないようでしたから行こうと思い立ちましたが、もう花は終わっていました。
      と、いうことで今年こそはと朝早く出かけました。

      8時半の拝観時間一番乗りで、案内係の男性に桜はまだ咲いていますか、とお聞きすると
     もう散ったよとの答えでした。その方の話では、先週の土日は一日8万人(8千人の間違いでは?)
     が訪れたということでした。
      負け惜しみではなく、そんな日に来なくて良かったと思いました。
      毎日が日曜日の生活でも、なにかと用事があるもので、花の時期に上手く合わすことは
     難しいですね。


                     仁和寺 旧御室御所・世界遺産

      仁和寺は仁和4年(888)第59代宇多天皇によって建立された寺院で、天皇自身も
     譲位後に落飾(出家)し仁和寺に入寺、第一世宇多法皇となります。また承平元年(931)に
     崩御されるまでこの地に住まわれました。
      宇多法皇以降、慶応3年(1867)に第30世純仁法親王が還俗するまで歴代住職の多くは
     天皇家から迎えられたことから。門跡寺院としても知られています。

      残念ながら、応仁・文明の乱により焼失しましたが、約170年後、寛永18年から正保3年
     (1641〜1646)にかけて再興され現在に至っています。

                      仁和寺 パンフレットより

    
     伽藍配置図  仁和寺パンフレットより

      
        仁王門

        
       仁王門から真っすぐ進むと赤い中門、くぐって左側が御室の桜エリア

      
       五重塔 御室の桜エリアから   手前が桜 完全に散っています。

      

            
             美しい五重塔です。

            
             桜と白藤と塔

      
       名前はわかりませんが、八重の桜

      
       優しい色の桜です。

            
             綺麗ですねえ。大好きな色です。

      
       これも桜です。珍しい種類ですね。

      
       てまりのような桜。
      御室の桜は見ることができませんでしたが、珍しい4種類の桜に出会いました。

      
       金堂

      
       鐘楼

      
       御影堂  綺麗な建物です。

      
       観音堂

      
       仁王門を入ってすぐ左側 御所庭園を見学です。

      
       宸殿北庭

      
       宸殿北庭

      
       勅使門

      
       霊明殿

      
       宸殿 観光客は少なく、ゆったりと座って宸殿から庭を眺めました。
      建物はどれも美しい。


    
     往路はJR花園駅から歩いて。道を聞きながらでしたので20分かかりました。
     復路は嵐電御室仁和寺駅から撮影所前まで行き、JR太秦駅に乗り換え京都駅へ。

     帰りの嵐電では御室仁和寺駅ホームで電車を待っている乗客の方、撮影所前駅では
    JR太秦駅への道がわからなくて困っている所で出会った青年二人に、親切にして
    いただきました。旅での出会いの喜びです。渡る世間は福ばかり。



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