大和路紅葉 長谷寺と談山神社

      2022年11月26日

                  談山神社(たんざんじんじゃ)

     談山神社由緒
      飛鳥・法興寺で行われた蹴鞠会において出会った中大兄皇子(天智天皇)と、中臣鎌子(藤原
     鎌足)が、藤の花の盛りの頃、当社本殿裏山で極秘の談合をされました。「多武峰縁起」
      この談合により、皇極天皇4年(645)飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討ち、中央統一国家及び
     文治政治の完成という歴史的偉業を成し遂げられました。
      多武峰はこの後、「大化の改新談合の地」と呼ばれることになります。現在の社号
     「談山神社」もここからきています。

      天智天皇8年(669)10月、鎌足公の病が重いと知った天皇自ら病床を見舞い、大織冠右大臣と
     いう人臣の最高位を授けられ、藤原の性を与えました。藤原氏はここから始まります。
      鎌足公の没後、お墓は摂津国阿威山に造られましたが、白鳳7年(678)唐より帰国した長男
     定慧和尚が遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、十三重塔と講堂を建立して妙楽寺と称しました。
      さらに、大宝元年(701)方三丈の神殿を建て、鎌足公の御神像を安置しました。これが、
     談山神社の始まりです。
          
談山神社由緒と下記絵地図は談山神社パンフレットよりいただきました。

    
     談山神社境内地図

      
       参道

      長谷寺から40分、談山神社も山深い場所にあります。狭い道を山に入っていきます。
     到着した時は4時15分、山間の場所なのですでに薄暗くなっていました。
      紅葉は素晴らしく、明るい時間に来たらどんなに綺麗だったことでしょう。

      


      


      
       見ごろの紅葉

            
             十三重塔

            


            


      
       拝殿の燈籠

      
       見事な紅葉。陽があたっていたらどんなに美しかったことでしょう。

      
       夕日があたっている場所は色鮮やか。

      
       拝殿

      
       拝殿

             
              石燈籠に明かりが灯っています。

      
       5時、帰る時間です。すっかり暗くなりました。入り口に行列ができています。
      ライトアップが始まるので、夜の部の参拝客なのだそうです。

      以前から行きたいと思っていた長谷寺と談山神社のツアーに参加できて、楽しい一日でした。
     お天気は今一つでしたが、紅葉は素晴らしかったです。

      3年近く、コロナウイルスの感染拡大により、自粛生活をしてきました。
      このところ落ち着いていたので、5回目のワクチン接種を済ませ、思い切ってツアーに
     申し込みました。よいタイミングでした。また第8波が始まったかと、言われ始めました。
     いつまで続くのでしょうか。



                  小さな旅へ  戻る

                  TOPへ   戻る