比叡山

                    ガーデンミュウジアム比叡

        2014年8月22日

        
     
      連日、大雨警報や竜巻注意報が出され、広島市では多くの方が土砂崩れの犠牲に
     なられた。
      今年の夏はどうなってるのだろうか。そんな不安定な天気の合間、午前中は雨も
     大丈夫そうなので朝早く写真を撮りに出かけた。

      
       地図  比叡山振興会議発行 パンフレット 比叡山 よりいただきました。

      大津市坂本まで車で行き、坂本ケーブルで延暦寺駅まで登る。10分程歩いて
     東塔バス停へ。シャトルバスに乗り比叡山頂にある ガーデンミュウジアム比叡
     向かう。

       
     ケーブル坂本駅                    車両縁号 福号
                               切符の縁福の文字は、第253世天台座主
                              山田恵諦猊下99歳の折のご真筆
                                                
      産経新聞 木津勝の近江時巡り 比叡山坂本ケーブル の中に興味深い事が
     書かれていた。
      比叡山坂本ケーブルの開通は昭和2年で、今年で87年目を迎える。総延長は
     2025mあり、国内ケーブルカーの中で最長を誇る。
      昭和20年3月戦争の激化により坂本ケーブルも休止になる。
      同年5月、山頂付近に建設された「桜花」の特攻基地建設に伴う資材運搬の為、
     滋賀海軍航空隊に接収された。
      車両は屋根が取り外され、駅のホームには桜花の吊り下げ用クレーンが設置された。
     しかし、施設は資材や人員の輸送に使用されたものの、桜花は配備されることなく
     終戦を迎えた。
      戦後、駅や車両は復旧され、昭和21年8月に営業が再開された。

      「桜花」とはどんなものか調べて見て驚いた。日本海軍が1944年に開発した航空機
     (特攻兵器)で、連合国側からは日本語の馬鹿に因んで BAKA BOMB
     (馬鹿爆弾)のコードネームで呼ばれていた人間爆弾のことである。
      一一型は母機からの切り離し後に固形燃料ロケットを作動させて加速、ロケット
     停止後は加速の勢いで滑空し、敵艦に体当たりを行うよう設計されていた。
      現在比叡山に特攻基地の痕跡は残されていないそうで、山頂には
     ガーデンミュウジアムが出来て大勢の観光客で賑わっている。

        
         ケーブル延暦寺駅からの眺め  

                   ガーデンミュウジアム比叡の花々

       
        陶板画が随所に置かれている

       


         
          モネの睡蓮をイメージした池

       


         
          花の小道

       
     半夏生

       


      


        
         ローズガーデン  左側には足湯の設備があります
                
       


         


      
       山頂からの眺め  遠雷が不気味 そろそろ下山しよう

          
            三上山が霞んで見える


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