3YプラスM ガチャの旅    

               芹川けやき道(滋賀県彦根市)
                     

                    

        

      第9回 2014年11月28日(金)  晴れ午後から曇り

       

      11月28日朝、末っ子のYさんから電話。第9回のガチャ旅は明日(29日)の予定だが、
     天気予報では雨になるので今日にしようと。バタバタと用意をして出かける。
     それぞれ近江八幡駅と貴生川駅からガチャに乗り、最後に愛知川駅で年長のYさんが
     乗って4人全員集合。朝集合をかけて全員集まるなんて、私達って ヒマジン?
     (決してそのような… いや そうかも)
      今日は多賀の名樹 飯盛木(いもりぎ) を撮って、その後どこかで紅葉を写そうと
     いうことになった。
      多賀に行くには高宮駅で乗換しなくてはいけないのに、おしゃべりに夢中で乗り越して
     しまった。じゃあ、以前から行きたいと思っていた芹川のけやき並木を歩こうと、
     ひこね芹川駅で下車した。

      駅から歩いて5分くらいで芹川の堤防に出る。下流に向かって歩く。

         
         お天気が良く気持ちがいい。汗ばむくらいだ。歩道が整備されている

               
         アオサギや白鷺、鴨、カイツブリ、カワセミなどを見ることができた。
         アオサギはずっとこの姿勢で、時たま嘴で毛づくろいをするばかり。


        
         芹川上流側のけやき道入口

      
       芹川下流側のけやき道入口

      彦根城築城の際、城の南側に対する防御と城下町用地の確保の為、芹川の流路を
     現在の位置につけかえた。両岸には護岸の為多くの樹木が植えられた。
     その当時植えられたけやきは、樹齢400年近い巨木になっており、美しい並木を
     作っている。  
(彦根観光協会ホームページから)

      おしゃべりに夢中になって乗り過ごしたお蔭で、素晴らしい並木道に出合えた。
      欅、ムクノキ、榎、サイカチなどの木、もう一方の側には桜が植えられており、
     今は黄葉が美しい。

        
         興奮しながらカメラを構える私たち年長のYさん撮影

      400年間 人々の苦しみ、悲しみ、嘆き、喜び、笑い、嵐や戦争など見てきた木々。
     この木々にくらべれば、私の一生など風に舞う一枚の葉っぱのようなものだね。

          
           存在感のある巨木たち
            

          
           空洞があっても生きている

      
       黄葉の時期に間に合ってよかった


                       ランチタイム

       

       
     芹橋を渡ると橋本町の商店街。古民家のレストラン くまくまさんでランチ。
     店内は落ち着いた雰囲気の素敵なレストラン。ランチもとーっても美味しかった。

     午後もけやき道の撮影。午前中あんなに良い天気だったのに、曇って来た。

        
      自転車の高校生、犬と散歩する人、ウオーキングの人、乳母車を押すお母さん。
     市民の憩いの道。彦根市民が羨ましいなあ。

              
            枯れた幹から新しい枝が出ている。鮭の口に似ている。

       
     幹にあいた穴から                瘤がいっぱい

         
          どっこいまだまだ生きてるぜ  若いもんには負けられねえ

               
           大老の樹 井伊直弼さんもこの下を歩いたことがあるのかなあ

       
     動物好きで優しい人柄のMさん。猫もわかるらしく足に纏わりついて安心している。

         
        やんちゃな子猫 木に登ったり、切株に乗ったり。しばらく子猫に遊んでもらう。

         
          サイカチの木

                     
      上の枝にぶら下がっている黒いものはサイカチの実。上の写真はサイカチの棘。
     うっかり近づけないね。

   
   サイカチの豆果は生薬で、去痰剤や利尿剤として利用されてきた。
      莢にはサポニンが含まれていて、莢を水に漬けて手で揉むとぬめりと泡がでる。
     それを洗剤として使った。棘はリュウマチや腫物に効くという。
      種は硬実種子であり種皮が傷つくまで吸水できず、親木から落下した実からは
     そのままでは何年経っても発芽しない。サイカチマメゾウムシという虫が果実に産卵し、
     幼虫が種皮を食い破って内部に食い入った時にまとまった雨が降ると、幼虫は溺れ死に
     種子は吸水して発芽するという。

              
(以上wikipedia から引用しました)

      なんとも不思議な植物と虫の関係。

       
        木の間から国宝彦根城が見える

        
         下流から見た芹川

      雪の日、桜の季節、新緑に輝く頃は、今とはまた違った表情を見せることでしょう。
     きっとまた会いに来るよ。



                        
 
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