3YプラスM ガチャの旅    

                醒ヶ井(滋賀県米原市)
                 
さめがい

                      

      第8回  2014年10月12日

       

      「行程」

     
 近江鉄道  近江八幡 〜 八日市 〜 米原 
       JR乗換 米原 〜 醒ヶ井 〜 米原 〜 野洲

      今回はガチャ旅の拡大編。米原駅でJRに乗り換え次の駅(醒ヶ井)まで移動。
     醒ヶ井湧くわく街道の散策。

        
         懐かしさを感じる木造駅舎(近江鉄道)

       
     米原駅のホームから。新幹線米原駅開業50周年記念行事 ぽっぽフェス 
    
の様子。
     4時過ぎから特別に山車の運行も行われるようだ。(私はズルをして、帰りはJRで
    帰ってしまったので見ることは出来なかったが、Mさんと年長のYさんは
    見物できた。)以下3点はMさん撮影。

         


       
     子ども歌舞伎。子ども歌舞伎の曳山で有名なのは長浜だけど、米原にもあったんだね。


                   醒ヶ井湧くわく街道

     

      醒ヶ井は中山道(69次)の61番目の宿場町として栄えた。その町の中を流れる
    地蔵川は、賀茂神社の境内の石垣から湧き出る名水 居醒の清水 を源流に
    している。水温は年間を通して14度前後、水中花の梅花藻や絶滅危惧種の淡水魚
    ハリヨ が生息している。
     日本武尊が伊吹山のあらぶる神を征伐した際に高熱で意識朦朧となり、
    この清水で熱をさまされた。このことから 居醒の清水 と名付けられ、醒ヶ井の
    地名の起源とされている。
     私たちは醒ヶ井駅から徒歩20分の居醒の清水まで、写真を撮りながらゆっくりと
    往復した。

         
          JR醒ヶ井駅ホーム。

      ICOCAカード で米原駅の改札を入る。醒ヶ井駅に着くと無人でカードの
     読み取り機もない。
     そうだ! ここからはJR東海なんだ(醒ヶ井駅はJR東海の最西端の駅)。
     JR西日本とJR東海にまたがってカードは使えなかったんだ。うっかり。
      (帰りには駅員さんがいたので、事情を説明しきちんと運賃は精算しました。)

         

      明治時代の醒ヶ井小学校の玄関。昭和36年名神高速道路敷設にともない、
     醒ヶ井小学校が鉄筋に改築されることになった。当時の松尾寺住職が、後世に
     残したいとこの場所に玄関を移築した。
      撮影は末っ子のYさん。

       
        地蔵川の清流

       
        名残の紫陽花

         
          初秋の地蔵川

       
        すすき

      
       つわぶき 咲く


                       出会った花々

         
          まだ咲いていた梅花藻    年長のYさん撮影

       
     カラーの葉                    トランペットリリー とげとげの実

       
        民家の玄関先  可憐な花

         
          なんの種?  こんな形のヒトデもいたような…

           
            問屋場(といやば)

      問屋場とは、江戸時代の街道の宿駅で、宿場を通る大名や役人に人足や馬の提供、
     荷物の積み替えの引き継ぎ事務等を行っていたところ。完全な形で残っているのは
     全国でも珍しく、貴重な建物。

           
            問屋場内部 障子や床板が美しい

           
            マントヒヒが居る。板戸の木目。

      
       地蔵川源流 居醒の清水はこの奥、神社の石垣の間から滔滔と湧き出ている。

         
      天然記念物 了徳寺の御葉附銀杏。木の下で御葉附を探したが見つけられなかった。


         
          了徳寺の御葉附銀杏の種を蒔き、育てているおじさん。

      おじさんに御葉附きを探したが見つけられなかったと言ったら、全ての葉に
     ついているのではなく10枚に1枚くらいの割合なんだとか。

       

      通りかかった観光客の方がおじさんの銀杏を見て、この葉はパンツを穿いているから
     男の木、だから実がならないよ と言ったとか。おじさんはがっくりしたそうだ。
     ところがまた別の方が言われるには、銀杏は小さい時は皆パンツを穿いているが、
     大きくなるとスカートを穿くようになるのがある のだとか。
      上の写真は、その上の写真の玄関に置いている少し成長した銀杏の葉。
     葉の中央が切れ込んでいるのがパンツを穿いた葉(男)、その右上の葉には
     切れ込みがなくスカートを穿いた葉(女)。
     おじさんは大変喜んでいた。 面白い話やなあ。
      旅の醍醐味は人との出会い。おじさん 楽しい話をありがとう。

              
               花の枝に串刺しになった病葉(わくらば)


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