3Y ガチャの旅  

                      東海道 水口宿

                         
                                 
                

      
第1回 水口宿 2014年2月7日  天気 曇り
       

       (行程)    (近江鉄道)
      近江八幡 〜 八日市 〜 水口石橋 〜 愛知川 〜八日市 〜 近江八幡

      東海道50番目の宿駅水口宿は、中世伊勢大路の宿村だった。
      天正13年(1586)に古城山に城が築かれ、紡錘状の街並みの原型ができた。
     関ヶ原の戦いで城は落城し、徳川時代になって幕府の直轄地となると同時に
     東海道50番目の宿駅に指定された。
      寛永10年(1633)には将軍上洛の御殿として水口城が築かれ、天和2年
     (1682)加藤明友が入部し水口藩が成立する。これらに合わせて東海道は
     北に迂回した。


      
       東海道水口宿 珍しい三筋の街道。黄色の部分は歩いた道。
       上記説明文と地図は 甲賀市ひと・まち街道交流館 水口宿マップより

         
          近江八幡駅出発  5日に降った雪がまだ残っている

                   カラフルな電車色いろ

        


       
            
      水口石橋駅で下車。地図を頼りに三筋の入口を探す。尋ねながらやっとたどり
     着いて横を見るとさっき下りた駅ではないか。地図の読めない女が3人。
     駅に 三筋の街道はこちら→ の看板がほしいねとぶつくさ。自分たちの方向音痴を
     棚にあげてね。
      考えてみれば、地元の方にとっては三筋の街道は普通にあるもの。
     そんなものに看板なんて必要ないよね。でもでも、こんな珍しい街道は日本でここだけ
     かも知れないし、面白がる人は私たちだけではないと思うんだけどなあ。
      まずは、ひと・まち街道交流館と中部コミュニティセンターに寄ることにする。
                   
       
     中部コミュニティセンターと中に展示している山鉾

      センターの職員さんが熱心に山鉾の説明をしてくださった。4月19日・20日の
     水口まつりの日に山鉾巡行が行われるそうだ。今年は例年より多くの山鉾が
     出る予定だとか。
      隣の ”ひと・まち街道交流館” で水口宿マップをいただき、散策スタート。

       
       上記地図の三筋の街道西側入口 なぜ街道が3本に分かれたのか不思議。

      写真仲間で郷土史に詳しいKennyさんからメールを頂戴しました。
     三筋の街道には防衛の役目があったの
ではないかということです。Kennyさんのブログ
     趣味・興味プラス挑戦 に詳しく掲載されています。
                 アドレスはこちら ↓
      http://blog.goo.ne.jp/yamaski2590/e/426a31251863bbc18ece99c3e6a5661a
                 Kneeyさんありがとうございました。

      左端の道(山鉾をしまっている蔵が並んでいる)を往き、真ん中の道(昔の街道の
     雰囲気が残っている)を戻ることにする。
      この写真を撮っている私の背後は近江鉄道の踏切、線路沿いに右に10mも
     歩けば駅。さっきは随分遠回りしたんだなあ。

               
      水口小学校の校門横にモダンな建物。ヴォーリズ設計の旧水口図書館。

       
     造り酒屋の蔵                  山鉾の蔵 各町ごとにある

          
           高札場 三筋の街道東端にある  ここから真ん中の道を戻る

       
     問屋場跡 現在は皮製品の店舗になっている。 からくり時計
   問屋場とは江戸時代、街道の宿駅で、人馬の継立などの
    事務を行った所


         
          歴史を感じる民家

       

         
       

      レストランらしい看板を見て中に入る。一瞬 えっ 保育所? と思った。
     「食事できますか」と聞くと 「どうぞ 子ども連れの客が多いですが、誰でも結構
     ですよ」と。
      子育て中のママさん達の交流の場や、展示物のチラシを見ると育児講座なども
     行われているようだ。働いている方も若いママさん達。その為営業時間は11時半
     から2時までと短い。

       
         お手頃な値段で美味しかった

          
           夕方になっても解けない氷柱 
          近江鉄道愛知川駅のホームから。氷柱が下がっているのは新幹線。

      電車はワンマンカー。車椅子の利用者がいると運転手さんが乗り降りの介助をし、
     無人駅の場合駅舎の外まで送っていく。こんな親切な鉄道あるかしら。
      寒い一日だったけど、のんびりゆっくり親切な ガチャの旅 に心もほっこり。


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