第73回長浜盆梅展 2024

      2024年2月16日

      長浜盆梅展にはまだ行ったことがありません。友人に誘われて出かけました。
     昨日までの雨も上がり、暖かな良い天気になりました。


    
       不老  長浜の盆梅の中で最も古い樹齢。推定400年。中は空洞です。

      

            

    

            


       切り絵作家早川鉄兵さんの切り絵と盆梅のコラボ、
      下調べもせずに行ったのでまさかの幸運でした。見ごたえがありました。

            

      

      

      
       切り絵の竜が映像で動きます。見入ってしまいました。

      
       会場の慶雲館は庭も綺麗です。

            
             雪吊り

      慶雲館を出るとすぐ右はJRの踏切。踏切手前で盆梅展でアルバイトをしているという赤い法被姿の
     青年に声をかけ、””慶雲館は元々なんだったんですか?”” と尋ねると、天皇陛下の休憩所だった
     と教えて下さった。気持ちの良い青年で、黒壁や大通寺への行き方を教えて下さった。

      踏切を渡ると明治ステーション通りというらしいです。白壁の蔵が立ち並ぶ風情ある通りで、
     長濱浪漫ビールの工場を過ぎると、あの酒屋が僕の家ですと青年が言いました。
      昔は造り酒屋だったけど今は酒の販売をしているとか、日本各地の酒を販売しているのだそうです。
     建物は歴史建造物に指定されているようです。
      通りの正面に伊吹山が見えます。
      青年と別れて、教わった通り北国街道に左折して入ります。

      
       

      黒壁を目指して北国街道を北上し、大手門通りで昼食。その後長浜御坊表参道を通り
     大通寺へ。参拝を済ませ再び長浜駅に戻り帰路に着きました。

      帰宅後、慶雲館について詳しく知りたいと思い調べて見ました。
    
      慶雲館の歴史

       明治19年(1886)秋、明治天皇皇后両陛下が、翌年京都行幸啓の帰路に
      大津から船を利用し長浜で上陸されるとの報が入りました。
       長浜に上陸されてから鉄道に乗り換える時間に、滞留するための適当な施設が
      ありませんでした。
       当時、太湖汽船頭取を務めていた長浜の実業家浅見又蔵氏が、早速私財を投じ
      天皇陛下の誕生日である11月3日に行在所建設を着工しました。

       行幸啓は翌年2月21日ですから、3ヶ月余の突貫工事、当日の朝に完成したと
      伝えられています。
       両陛下は同日の13時前に長浜に到着され、慶雲館で休憩し13時45分の列車で
      名古屋へ向かわれました。

       慶雲館は浅見氏の別宅としてだけではなく、その後も長浜の迎賓館として使われて
      いましたが、昭和10年(1935)の国史跡指定に伴い、翌年長浜市に寄付されました。

          
以上 ホームページ 国指定名勝 慶雲館  慶雲館の歴史より頂きました。




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